工場勤務に興味があるけど会社選びをどうしようか悩んでいる方がいると思います。
今回は大手企業と中小企業の違いについて書きます。
今回の記事は以下の方におすすめです!
・工場で働いたことが無いけど興味がある方
・今働いている工場を辞めて違う工場に転職を考えている方
実際にどちらも経験した私がリアルに書きたいと思います。
賃金
給料面は圧倒的に大手企業が有利です。
基本給の違い
基本給の金額によって残業代や交代手当、深夜手当すべての手当に関係します。
当然基本給の金額が高い方が手当の単価が高く給料も多くなります。
ボーナスもかなり影響しますね。
大手企業は基本給が中小企業に比べて圧倒的に高いです。
会社の規模によりますが大手企業では等級が細かく決められており勤続年数や等級試験で
基本給が数万円アップしていきます。
大手企業と中小企業の昇給金額もかなりの差がありますね。
比較的規模の小さい会社ですと基本給は低く抑えられることが多いです。
基本給が少ないと手当や退職金などに影響するので注意が必要です。
私は以前基本給が極端に少ない会社に勤めたことがあります。
残業が少ないと給料が本当に低いです。会社の業績で月の残業
時間が変わるので給料の変動が大きかったです。
その他
大手企業では給料以外の福利厚生も充実しています。
家賃や住宅補助、食事補助などあります。育児・介護支援や健康増進など
多くの支援もあります。
中小企業の場合は社会保険のみのところが多く福利厚生が充実している会社は
ほとんどありません。
退職金についても天と地の格差がありますね。退職金が出ない会社もあるので
求人欄はしっかりチェックしましょう。
人間関係
人間関係も働くうえでかなり重要ですよね。ただ、人間関係は職場によっても違います。
ここでは私の経験から得た【傾向】を書きたいと思います。
あくまで個人的な感想です!
大手企業の場合
新卒以外でいきなり正社員入社できる人はかなり少ないので契約社員入社の設定にします。
プライドが高い人が多い傾向。契約で入ると正社員の上から目線が目立つ。
自分には甘く他人に厳しい人が多い。
外部から来た人間と正社員には大きな壁がある。
思いやりのある正社員は天使に見える。
念のため言いますが、悪口では無いですよ!
※下手(したて)に出ると調子に乗る人が本当に多い。
適度な気遣いで十分です!
中小企業の場合
人の入れ替わりが多い。さまざまな職種から転職してきた人がいるため
仲間外れ的なことを最初からされることはまずないです。
職人気質の人が多い傾向。もくもくと作業する人が多いが休憩時間になると
比較的よくしゃべる。こちらからしゃべり掛けると喜んで話す人が多い。
打ち解けやすさや付き合いは中小企業の方がハードルが低いです。
仕事全般と危険度
仕事のキツさは職種によって違ってきますし私も経験していないこともあるので
ここでは全般的にどうかと仕事の危険度を紹介します。
大手企業
多くの工程がありキツさは様々です。本当にあたりはずれが多いです。
作業ルールがかなり細かく決まっているため面倒な作業も多々あります。
作業がマニュアル化されているため仕事を覚えるのは早い。
基本的にあたえられた仕事だけすれば良い。
工場の現場でサービス残業はほとんどありません。作業工程が最後の方になると
終わるのが他と比べて遅くなります。
仕事の危険度ですが危険なところはお金をかけて対策されているため
けがの原因は人的ミスがほとんどです。ルール通り作業してればケガをする
リスクは少ないです。
ケガをした後の対策はスピーディーで中小企業とはまったく違います。
中小企業
最低限の人員のためいろんなことをやる必要があります。よくいえばやりがいがあります。
他の人と協力しないとできない作業もあり多少のコミュニケーションは必要です。
さぼるとほかの人に迷惑がかかり嫌われます。
ケガは多いです。作業のマニュアルがあっても自己流で作業している場合が多いです。
安全対策にお金をかけられない為自分の身は自分で守るしかありません。
会社の安全対策に期待せず自分の身は自分で守るしかない。
まとめ
いかかでしたでしょうか?今回の記事をまとめると
基本給の低い会社は要注意!支給される手当の内容をしっかり確認して
残業代で給料の変動が大きい会社はなるべく避ける。
大手企業に入社した場合最低限の気遣いに徹する。
中小企業の安全対策に期待しない。自分の身は自分で守る!
やはり大手企業で長く勤めることが賃金や安全面を考えると良いです。
ただ大手企業では人間関係で病む人が多いです。私自身もそうでしたし、周りでも
休職したり退社する人が結構いました。
大手企業の場合求人に正社員登用制度ありの会社を選び契約社員で入社する。そして
自分に合っていれば一生懸命頑張って正社員になる、でも良いと思います。
今回は現場で経験した生の声を意識して書きました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私はさまざまな勤務形態の仕事をしてきましたので興味のある方は読んでください!