多量飲酒のデメリット

みなさんはお酒が好きですか?

お酒は適度な量で楽しく飲めていれば良いですが”飲み方”や”飲む量”をあやまると
人生に悪影響を及ぼします。

アルコールは依存性のある薬物です。

今回の記事では以下の人におすすめです!

・お酒をやめられない人
・お酒のデメリットを知りたい人
・お酒と楽しく付き合いたい人

私は以前、仕事でストレスを抱えお酒に逃げてしまい多量飲酒から抜け出せなく
なってしまった経験があります。

誰にも相談できず苦しみました。

この記事で1人でも多くの方に飲酒の怖さを知って頂ければ幸いです。

目次

アルコールの悪影響

アルコールは麻薬や覚せい剤、たばこなどと同じで依存性のある薬物です。

薬物と聞くと恐ろしいイメージがありますがアルコールも過度な飲酒をすれば害しかありません。

また、アルコール依存症になれば自分だけでなく周りにも多大な悪影響をあたえます。

アルコールと心

ストレスによる飲酒や長期の大量飲酒によってアルコール依存症になるケースがあります。

うつ病の人が飲酒によってアルコール依存症になる確率は通常より高く注意が必要です。
また、アルコール依存症の人がうつ病を発症する確率も通常より高くなります。

そして、自らこの世を去る人の3分の1の方が直前飲酒をされています。
アルコールがきっかけとなり行動に及んでしまうのです。

突発的な衝動は誰にでも起こりうるので大変危険です。

飲酒と事故

飲酒により交通事故や溺水、転倒・転落などさまざまな事故を引き起こします。

とくに交通事故は昔に比べて罰則が重くなったり社会的責任も大きくなったとはいえ
今でも被害にあって亡くなられる人が多くいます。

私が以前勤めていた会社の従業員の例を紹介します。

30代で家族がおり小さい子供もいました。

仕事が終わり家でお酒を飲み始めます。

お酒が無くなり近くのコンビニまでなんと車で行ってしまいました。そして物損事故を
起こし警察に捕まります。

当然会社はクビです。

小さい子供はこれからどうなってしまうのでしょうか?もしこれが人身事故だったら?

平常心では絶対しないことも飲酒によってありえない行動を起こす可能性があります。

飲酒と病気

お酒も多量に飲めば身体に支障が出てきます。

急性アルコール中毒、消化管の病気、癌、糖尿病などの病気になる危険があります。

なかには”俺は酒で天国に行ければ本望だ”という人もいます。

しかし、病気になって苦しむのは本人でも1番困るのは家族や周りの人たちです。

※余談ですが、”酒飲み、本性違わず”ということわざを知っていますか?

意味は酒に酔ってもその人本来の性質は変わらないことです。
あなたの周りでお酒を飲むと性格が悪くなる人はいますか?
普段は猫をかぶっていて本当は性格が悪い方が真の姿かもしれませんよ。

適度な飲酒とは

下の図は厚生労働省のホームページから引用したものです。飲酒量の目安になると思います。
あくまで目安でありすべての人に推奨するわけではありませんので注意してください。

節度ある適度な飲酒は1日平均純アルコールで20g程度の飲酒になります。

アルコールに依存してしまった場合

アルコール依存症は自力で解決するのはかなり難しいと言われています。

治療方法は薬による療法や自助グループへの参加、心理的な治療などがあります。

私も過去に飲酒をやめたくてもやめられない時期がありました。

私の状況を少し書きますね。

私はもともと毎日飲酒するわけではなく付き合いで飲む程度でした。

そして、ある時期から仕事のストレスで毎日飲酒するようになりました。お酒は弱かった
のですが日を追うごとに飲む量が増えていきました。

休みの日は朝から酒を飲み1日お酒を飲んでいました。

仕事の日も帰ってから2回に分けて飲酒する状態でした。

お酒を飲まないと仕事のことを考えてしまい不安しかありません。

また、酒をやめれず自己嫌悪になりその気持ちを忘れたいので酒を飲む悪循環になっていました。

以下の3つの条件がそろわなければ私はお酒をやめれませんでした。

・仕事を辞めたこと
ストレスの根本的な原因であった仕事での人間関係がなくなったこと。

・母親にすべて話したこと
1人で悩まず相談できる人が見つかったこと。

・仕事を辞めて両親と一緒に住み始めたこと
いざとなったら飲酒を止めてくれる人がいる安心感。

この3つの条件がそろって1週間禁断症状に苦しみましたが、徐々にお酒の事を忘れるよう
になり現在にいたります。

まとめ

アルコールは飲みすぎると悪いことしかありません。また、アルコール依存症は治らない
病気と言われています。

もしあなたが今飲酒をやめたくてもやめられない状況なら要注意です。
すでにアルコール依存症予備軍かもしれません。      

アルコール依存症になる前に行動することを強く勧めます。

実はあまりにもアルコールの多量摂取による肉体的、身体的な悪影響が多すぎてこの記事
ではほとんど紹介できていません。

アルコールに関することが詳細に書かれた厚生労働省のe-ヘルスネットのリンクを下に貼っておきます。

興味のある方、飲酒をやめられない方は絶対に見てくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

うつ病について書いた記事がありますのでよかったら読んでください。

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