年々増加傾向にある梅毒ですが人によっては無症状の場合があり知らない間に
他の人にうつしてしまう可能性があります。
また、梅毒にかかると3~5倍エイズに感染しやすくなるため注意が必要です。
この記事では梅毒の感染経路と症状について解説します!
梅毒の感染経路
梅毒は主に性的な接触により感染します。
感染率は30%と非常に高い感染力があります。
主な感染経路は以下になります
・性器と性器の接触
・性器と肛門の接触
・性器と口の接触
・口と口の接触
キスだけでも感染するリスクがあります。感染している相手の口の中・のど・舌などに
病変部分がある場合や、歯茎など出血している場合に感染することがあります。
梅毒の感染者数
梅毒の感染者数も2019年と2022年を除き右肩上がりで増えている状況です。
2011年の感染者数は827人でしたが、2021年7983人と増え続けています。
現在の2022年でも感染者数が1万人をこえると予想されています。コロナ規制がなく
行動制限がなければ人の交流が増えますます増加していくと思われます。
梅毒に感染しているか不安な方へ
梅毒の検査は保健所で見てもらうことができます。ただ、検査日が保健所によって違い
月に数回平日で時間指定されているところがほとんどです。
また心情的に誰にも知られたくないと思われる方もいると思います。
誰にも知られず検査したい方や平日仕事でいけない方には検査キッドという選択肢もあります。
検査キットのメリット
・保険証が不要で記録に残らない
・家族に知られたくない場合受取場所や受取方法が選べる
・中身がわからない荷姿
不安な気持ちで大切な人といても楽しめません。また、梅毒に感染していても症状が
出ていないだけの可能性もありパートナーを傷つけてしまう恐れがあります。
不安な方は早めに検査することをおすすめします!
梅毒の症状
感染後約3週間
感染から約3週間は特徴的な初期症状がありません。
約3週間後あたりから以下の症状がでる場合があります。
・初期症状として感染した部位(性器・肛門・唇)にしこりができる場合がある
・股の付け根(鼠径部)のリンパ節がはれることがある
痛みが無いことが多く自然に治ることもあります。ただし、病原体がなくなったわけでは
ないので他人にうつす危険があります。
感染後数カ月
感染後3週間から3ヶ月で血管を通して身体に病原体が回っていきます。
このため身体のいたるところに症状がではじめます。
梅毒性バラ疹…全身のいたるところにうっすら赤い痛みやかゆみのないアザができる
丘疹性梅毒…全身に数㎜から1㎝ほどの赤茶色の隆起ができる
扁平コンジローマ…平らなイボができ分泌物がでる
などの症状があります。治療をしなくても数週間で発疹が消える場合もあります。
ただし、梅毒の病原体は残っているため治ったわけではありません。
感染後数年
結節性梅毒疹・ゴム腫…皮膚・骨・筋肉などにゴムのような腫瘍ができることがある
妊娠している人が梅毒に感染すると胎盤を通して梅毒がおなかの赤ちゃんに感染し
死産や早産になる場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめると
・梅毒は年々増加傾向にある
・感染後約3週間は特徴的な初期症状が無い
・無症状になる場合があり知らない間に他人にうつしてしまう危険がある
自分自身のため、そして大切なパートナーの為にも早期に発見することがなによりも大切です!