あなたは普段の生活で健康を意識していますか?
なかにはバランスの良い食事や規則正しい生活、適度な運動など健康に気をつけて
生活をしている方もいると思います。
ですが、普段の生活で自分の健康寿命を意識する方は少ないのではないでしょうか。
誰も自分がいつ死ぬのかわかりませんが、できれば死ぬ直前まで健康でいたいですよね。
この記事では平均寿命と健康寿命について紹介します。
平均寿命と健康寿命とは
ここでは平均寿命や健康寿命について紹介します。
平均寿命
平均寿命とは『0歳における平均余命』のことです。
厚生労働省は『生命表』を公表しており国勢調査(5年ごと)をもとに作成される
完全生命表(確定版)と推計人口や人口動態統計月報年計(概数)をもとに毎年作成
される簡易生命表で死亡率や平均寿命を公表しています。
※『生命表』
日本にいる日本人について昨年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したとき、
各年齢の人が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値
などを死亡率や平均余命などの指標によって表したもの。
【出典】厚生労働省 令和3年簡易生命表の主な年齢の平均余命
令和3年の簡易生命表では男性の平均寿命は81.47年で女性は87.57年になっています。
健康寿命
健康寿命とは『健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間』のことです。
令和元年の健康寿命は男性で72.68年、女性で75.38年になります。
では、健康ではない期間がどれぐらいあるのか気になる方もいると思います。
平均寿命から健康寿命を差し引いた数値が以下になります。
令和元年の男性平均寿命81.41年と健康寿命72.68年の差が8.73年です。
令和元年の女性平均寿命87.45年と健康寿命75.38年の差が12.06年です。
この数値あなたはどう思われましたか?
目安ではありますが、不健康期間が長すぎると思ったのは私だけではないと思います。
平均寿命と健康寿命の推移
平均寿命と健康寿命の推移が以下のグラフになります。
男女とも平均寿命と健康寿命が右肩上がりになっていますね。
平均寿命が昔と比べて延びている理由として食生活の変化や医療技術の進歩があります。
もともと日本人は和食でしたが、欧米の動物性たんぱく質(肉など)が多い食文化が
取り入れられたことが寿命が延びた要因の1つと言われています。
また、日本は世界でも医療水準が高く社会保険制度も充実していてほとんどの人が
健康保険適用で病院に行って治療を受けることができる環境も大きく影響しています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
私の母親は年齢が75歳をこえていますが、あるときこんなことを言われました。
私が”どうせ独身だから早く死んでも問題ない”と言ったところ母親から言われた
言葉が”いざ歳をとると長く生きたいと思うものだよ”と。
確かに早く死んでも問題ないと思う気持ちがこの先10年20年続くかわかりませんよね。
念のため長く生きたいと気持ちが変わった場合を考えて健康に気をつけようと
考えたことがありました。
長く生きられるなら自分が死ぬ直前まで健康でいたいと誰もが思うことですよね。
いま不摂生な生活されている方は生活習慣を見直してはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
ウォーキングについて書いた記事があるのでよかったら読んでください。