緑茶は身体に良いと言われていますが本当なのでしょうか?
結論から言うと緑茶には身体に良いとされる成分が多く含まれています。
この記事では緑茶の成分や効能について紹介します。
私はお茶の産地である静岡県出身で子供の頃から緑茶を飲んできました。
個人的にはコーラやコーヒーも大好きですが、緑茶は飽きることなくおいしく
飲み続けているナンバーワンの飲料です。
ジュース派の方も大量の砂糖が入っている甘いジュースではなく、渋みがある緑茶も
飲み続けるうちにきっと病みつきになると思いますよ!
緑茶に含まれる栄養成分と効能
お茶には多くの栄養成分が含まれており健康に役立つことが期待できます。
ここでは緑茶の栄養成分と効能について紹介します!
カテキン
緑茶にカテキンが含まれていることはメディアでも取り上げられることが多いため
ご存じの方も多いと思います。
カテキンはポリフェノールの一種でお茶特有の苦み、渋みのもとです。
カテキンをとることで期待できる効能
・抗菌、殺菌作用
・虫歯、口臭予防
・体脂肪低減作用
・コレステロール上昇抑制効果
・がん予防作用
・抗アレルギー効果
ビタミン
緑茶にはビタミンC、ビタミンB2、β-カロテン、ビタミンEなどのビタミンが含まれています。
緑茶のビタミンに期待できる効能
・老化防止
・美容効果
・動脈硬化予防
テアニン
テアニンはアミノ酸の一種でお茶の甘みのに寄与する成分です。
テアニンに期待できる効能
・リラックス効果
・ストレスの緩和
・血圧を下げる効果
カフェイン
カフェインはお茶の苦みのもとになる成分です。
カフェインに期待できる効能
・眠気や疲れを抑える覚醒作用
・筋肉の疲労回復
・利尿作用があり、むくみ予防・解消
カフェインは過剰に摂取すると健康に悪影響があります。
カフェインについて書いた記事がありますのでよかったら読んでください。
緑茶をおいしく飲むために
お茶にはさまざまな効能がありますが、せっかく飲むならおいしく飲みたいですよね。
そこでおいしいお茶の飲み方について紹介します。
お茶に使う水
お茶に使う水は軟水が適しています。
軟水はお茶の味に影響を与えずお茶本来の味が楽しめます。
硬水の場合お茶の成分が溶け出しにくいため、お茶本来の味が楽しめません。
日本の水道水は一部の地域を除いて軟水なのでお茶に適していると言えます。
ただし、水道水にはカルキ(塩素)が含まれそのままではカルキ臭くなってしまいます。
水道水は”カルキ抜き”のため5分ほど沸騰させたお湯を使いましょう。
お茶の淹れ方(急須)
ここでは一般的に飲まれている煎茶の淹れ方について紹介します。
①沸騰したお湯を”湯冷まし”します。
沸騰したお湯を湯呑に注ぎ、温度が80℃ぐらい下がるまで待ちます。
②急須に茶葉をいれます。
ティースプーン1杯(3g)で湯呑1杯分と言われています。
③80℃ぐらいに冷ました湯呑のお湯を急須に入れる。
急須にお湯を入れてから1分待ちます。
④湯呑に注ぐ
急須のお湯は最後の1滴まで出し切ると2杯目もおいしく飲めます。
複数の湯呑がある場合は少しずつ注ぐ(まわし注ぎ)と均等な味になります。
お茶の保存方法
お茶は保存方法を適切に行わないと味や香りが劣化してしまいます。
開封前は冷蔵庫で保存しましょう。開封する際は常温に戻すときに結露で鮮度を
損ねてしまう場合があるためしばらく常温放置して結露がひいてから開封します。
開封後は密封できる茶筒やビニール袋に入れて冷暗所で保管します。
開封後に冷蔵庫で保管すると食品のにおいがお茶に移りやすくなります。
また、冷蔵庫の開け閉めにより一定の温度や湿度が保てないためお茶が劣化しやすく
開封後に冷蔵庫へ保存することは避けましょう。
最後に
お茶は身体の健康に期待できる栄養が多く含まれています。
普段ジュースを多く飲んでいる方は身体のためにもお茶を取り入れてみるのも良いと思います。
自販機を利用している方はマイボトルでお茶を飲めばかなりの節約効果があります。
あなたもお茶を取り入れた生活を検討してみてはいかがでしょうか?