【カフェイン】コーヒーの飲みすぎに注意しよう!

みなさんはコーヒーをよく飲まれますか?

コーヒーを飲むと目が覚めるのでついつい多く飲んでしまう方もいると思います。

この記事ではコーヒーに含まれるカフェインについて解説します!

カフェインは過剰摂取すると身体に悪影響を与える場合がありコーヒー以外にも
カフェインの錠剤やエナジードリンクを飲む方におすすめの記事です。

目次

カフェインとは?

カフェインとはコーヒー豆や茶葉、カカオなど天然に含まれる食品成分のひとつです。

コーヒーやお茶などにカフェインが含まれていることは有名ですね。その他コーラなどの
清涼飲料水にも苦味料などの用途で食品添加物として使用されています。

カフェインと聞くと眠気覚ましに効果があるなど良いこともありますが過剰に摂取すると
人体に悪影響を与えます。また摂取しすぎるとカフェイン中毒になるので注意が必要です。

カフェインの効果は次のものがあります。

・眠気や疲れを抑える覚醒作用
・筋肉の疲労回復に効果的
・利尿作用があり、むくみ予防・解消に効果がある。

カフェインの過剰摂取

農林水産省では過剰摂取は以下の症状が出る可能性があるとしています。

カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、 
心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。
消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって
高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを
摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。

カフェイン入りの錠剤は多量に摂取し亡くなられるケースも起きているので特に注意が必要です。

カフェインの1日の摂取量

日本ではカフェインの摂取量の目安は示されていません。

海外では摂取量のガイダンスが公表されています。
【米国】健康な大人であればカフェインの摂取量1日400㎎までは健康に悪影響はないとされています。
【欧州】妊婦を除く大人はカフェインの摂取量1日400㎎まで健康リスクの増加はないとされています。

(参考)
食品中のカフェイン濃度  

食品名カフェイン濃度備考
カフェインを多く添加した清涼飲料水32 ~300 mg/100 mL製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なる。
インスタントコーヒー(顆粒製品)1杯当たり80 mg2 g使用した場合
コーヒー(浸出液)60 mg/100 mL浸出法:コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL
紅茶(浸出液)30 mg/100 mL浸出法:茶5 g、熱湯360 mL、1.5~4 分
せん茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶10 g、90℃430 mL、1 分
ほうじ茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分
ウーロン茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分
玄米茶(浸出液)10 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分

海外では妊婦に対して胎児への健康リスクの可能性があるとしてカフェインの摂取量を
低くするよう注意喚起している国があります。例えば英国では妊婦に対しカフェインの
摂取量を1日200mgに制限するよう求めています。

またエナジードリンクはカフェイン量が多い場合があるので表示されてる
カフェイン量を確認しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

国内外でカフェインの過剰摂取は注意喚起されています。ただ、注意しなければいけない
ことがあります。それは現在どの国も毎日飲み続けて健康に悪影響がでない1日のカフェイン
摂取量が設定されていないことです。理由は個人差などが大きいとされています。

ですから毎日コーヒーやエナジードリンクを飲む場合は特に摂取量には気を付けなければ
いけません。

カフェインにはメリットもあるので摂取量に注意してうまく付き合っていきたいですね。

アルコールについて書いた記事もありますのでよかったら読んでください。



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