【たばこ】喫煙の影響と禁煙の効果

あなたはたばこを吸われますか?

喫煙者はたばこが毎年のように値上げされ、吸える環境も悪くなるばかりで
やめようか悩んでいる方も多いと思います。

私は喫煙者ですがニコチンの離脱症状がなければ今すぐにでもやめます(笑)

この記事はたばこをやめたいと思っている方におすすめです!

喫煙者の私が書いても説得力がありませんが、真剣に書いたので最後まで
どうぞお付き合いください。

目次

たばこの三大有害物質

たばこの煙に含まれるニコチンやタール、一酸化炭素は三大有害物質と呼ばれています。

ニコチン

たばこをやめにくくする強い依存性があります。血管収縮作用があり血圧の上昇や
心拍数が増加し心臓に負担をかけます。また、たばこを分解・代謝した際発がん性物質
も認められています。

タール

たばこを吸って歯が黄色くなったり、部屋の壁紙を黄色くするのがタールです。
『ヤニ』とも呼ばれます。タールには数十種類の発がん性物質が含まれています。

一酸化炭素

一酸化炭素はたばこの煙に1~3%程含まれています。ヘモグロビンは酸素と結合して
酸素を運搬する役割がありますが、ヘモグロビンと一酸化炭素は結合しやすい性質があります。

このため一酸化炭素が酸素とヘモグロビンの結合を邪魔して酸素の運搬能力が低下し
酸素不足に陥ります。

喫煙の影響

次に喫煙は身体にどのような影響があるか紹介します。

ニコチン依存症

たばこを吸うとニコチンが脳にあるニコチン受容体と結合し大量のドーパミンを放出します。
ドーパミンは快楽にかかわる脳内神経伝達であり強い快感が得られます。

ドーパミンの放出は一時的のためしばらくすると離脱症状が起こります。離脱症状は
不快な症状があらわれることから再び喫煙をしてドーパミンが放出され不快な症状がなくなります。
これを繰り返すことで依存症になってしまうのです。

ガン

たばこの煙には約4,000種類の化学物質が含まれそのうち約70種類は発がん性物質です。
喫煙は肺がんや食道がん、胃がんなどと科学的に因果関係があることが明らかになっています。

 喫煙している本人がなりやすいがんの種類(レベル1:科学的に因果関係が明らかなもの)

受動喫煙

喫煙している本人以外が煙にさらされることを【受動喫煙】と呼びます。

たばこの煙は3種類に分類されます。

・主流煙…喫煙者が吸うたばこの煙
・呼出煙…喫煙者が吐き出した煙
・副流煙…たばこが燃えている部分から出る煙

副流煙はたばこのフィルターを通さないため主流煙より有害な化学物質を多く含みます。
最近では受動喫煙も健康への影響があることが明らかになっています。喫煙者は
ルールを守ってたばこと付き合っていくことが必要です。

禁煙の効果

喫煙者の誰もが挑戦するであろう禁煙ですが、たばこをやめる効果はかなりあります。

健康面での効果は短いもので20分で効果があらわれます。身近な効果では
免疫機能が回復することで風邪などの感染症にかかりにくくなります。

禁煙から10年経つと肺がんのリスクが喫煙者に比べて約半分に下がります。
その他長期的な健康被害のリスクも大幅に低下します。

私が経験した禁煙効果

私は喫煙者ですが過去に3カ月間たばこをやめた経験があります。

たった3カ月ですが実体験の効果を少し紹介します。

・呼吸が楽になった
・味覚が戻り食べ物がおいしく感じることが増えた
・時間を有効に使えるようになった
・たばこ代が浮いた

禁煙のメリットは健康面だけではありません。

時間とお金はたばこをやめた瞬間から効果があります。

時間は喫煙所までの往復時間がなくなります。特に外出先で喫煙所は敷地や
施設の隅にあるためたばこを吸いに行くのにかなり時間が掛かっていました。

喫煙してるときは喫煙所にウキウキで行っていましたが、たばこをやめたときは
時間の無駄としか思いませんでした。

私はたばこ代で1ヵ月15,000円~20,000円使っているのでお金の効果はかなり大きいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事をまとめると

・たばこの煙には約4,000種類の化学物質が含まれそのうち約70種類は発がん性物質がある
・受動喫煙も健康への悪影響がある
・喫煙は健康だけでなく時間とお金を無駄にしている

喫煙者はこれからもたばこが値上がりし吸える場所も減っていきます。
喫煙環境はますます悪くなっていきますね。
なるべくたばこをやめられるよう一緒に頑張って行きましょう!

たばこのお供であるコーヒーを飲まれる方はカフェインの記事がありますので
よかったら読んでください。

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